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梅干しがどのようにできるのかご存知でしょうか?梅干しといえば、ひと昔前までは各家庭で漬けるものでした。しかし、現在では木箱入りの贈答用に限らず、自宅用の梅干しもお店で購入する方がほとんどで、作り方を知らないという方も増えています。
こちらでは、紀州梅干し専門店で多く販売されている南高梅の歴史と、梅干しがどのようにして作られるのかをご紹介します。
紀州梅干し専門店で販売されている梅干しに多く使われているのが、最高級品質の「南高梅」です。
南高梅は日本一のブランド梅として日本全国にその名を知られており、紀州梅干し専門店では贈答用として木箱入りのセットが多く選ばれています。梅干しの代名詞でもある南高梅は、いつ頃誕生したのでしょうか?
発祥の地であるみなべの梅の歴史は、江戸時代までさかのぼります。
税金に苦しめられていた紀州田辺藩の農民は、やせ地である免租地であれば重税を免れられることから、梅を栽培することでやせ地であることをアピールしました。やがて、江戸の街では梅干しが人気となり、紀州田辺産の良質な梅から作る梅干しが有名になります。
明治時代には、高田貞楠が実の立派な梅を見つけ、南高梅の祖となる「高田梅」を栽培し始めました。1900年代に入ると、梅干しを日清戦争や日露戦争に出征する兵士の食糧にするため、梅の需要が急増します。梅の需要を満たすため、南部川村の内中源蔵翁は梅の栽培だけではなく梅の加工場も作り、一貫した梅干しの商品化に成功したことから、みなべ地方が梅の一大産地となったのです。
戦後は、みなべの梅の品種を統一するため「梅優良母樹種選定会」を発足させ、すでに栽培されていた114種類の中から5年の歳月をかけて、最優良品種に「高田梅」を認定しました。高田梅の調査・研究に南部高校が大きく関わったことから、「南高梅」と名付けられたのです。今では、みなべ町で栽培される梅の約8割を、南高梅が占めています。
紀州梅干し専門店の梅干しは、いったいどのようにして作られているのでしょうか?
2月頃に開花した梅は、初夏にかけて実が大きくなります。6月頃に完熟した黄色い実を収穫します。
収穫した梅の実を水洗いしたあと、サイズごとに選別します。
厳選した良質な梅の実を、天然塩で1ヶ月〜1ヶ月半漬け込みます。塩分濃度は紀州梅干し専門店ごとに異なりますが、紀州梅干し専門店の梅のヤマイチでは、腐敗しないギリギリの塩分濃度(減塩)で梅の実を漬けています。
「土用干し」とは梅雨が明けた頃に、漬け込んだ梅の実を三日三晩かけて天日干しする作業のことです。天日干しは紀州梅干しづくりに欠かせない工程で、付近は梅干しの甘酸っぱい香りで満たされます。干し上がると、等級(A級品、B級品、C級品)分けをして樽に詰め保管をします。
調味液に梅の実を3週間ほど漬け込み、よりおいしい梅干しに仕上げます。商品ごとにかつお節やしそ、はちみつなどとあわせて完成です。
紀州梅干し専門店梅のヤマイチでは、完熟の紀州梅のみを厳選し、手間暇かけて一粒一粒丁寧に漬け込んでいます。皮はとろけるように柔らかで、果肉たっぷりの梅のヤマイチの梅干しは、これぞ「紀州の梅干し」という品質の高さが自慢です。これまで、大変多くのお客様にお買い上げいただいております。
初めてのお客様には、梅のヤマイチの人気梅干しを詰め込んだ「お試しセット」がおすすめです。贈答用として木箱入りのセットもご検討ください。